[postfix-jp: 2104] Re: mailman導入時にpostfixの設定

[IWAMOTO Kouichi <sue@xxxxxxxx>]

岩本といいます。

On Wed, 21 Jun 2006 06:27:34 +0900
Kentaro Hashimoto <ml@xxxxxxxxx> wrote:

> この辺りの設定がいけないのは分かっているのですが、自ドメインも含めてアド
> レスの管理をpostfixadminから行っているため、ローカル配送無しで設定してま
> っています。
> /usr/local/mailman/data/aliasesの設定を反映させるためにはどうしたらいい
> のかが分かりません。

alias展開はlocalが行っているので、ローカル配送無しの状態ではalias展開は
行われません。


On Wed, 21 Jun 2006 15:45:12 +0900
Kentaro Hashimoto <ml@xxxxxxxxx> wrote:

> # STANZA START: test
> # CREATED: Wed Jun 21 15:08:48 2006
> test@example.com              test

myoriginがexample.comなので、上記の設定はtest@xxxxxxxxxxxをtest@example.comに
書き換える(結局なにもしない)という設定になります。
@example.comはvirtualが配送するようになっていますので、aliasは参照されません。
aliasを参照させるためには、なんらかの方法でlocalに配送させる必要があります。

いくつか案を考えてみました。
いずれも未テストなので、問題がないかしっかりテストしてください。

案1: ローカル配送するためのドメインを作る。

[main.cf]
mydestination = local.example.com
myorigin = local.example.com
local_recipient_maps = $alias_maps

local.example.comをローカル配送するためのドメインとして使う案です。
この設定だと、バウンスした時やサーバ上からsendmailコマンドでメールを
送信した時のFromアドレスがuser@local.example.comになります。


案2: @example.comをlocalに配送させてalias展開した後にvirtualへ渡す

[main.cf]
mydestination = example.com
local_recipient_maps = $alias_maps mysql:/etc/postfix/mysql_virtual_mailbox_maps.cf
mailbox_transport = virtual
forward_path =

あと、virtual_mailbox_domains から example.comを抜く必要があります。


案3: mailman関連のアドレスをtransport_mapsで(無理矢理)local配送させる

[main.cf]
transport_maps = hash:${config_directory}/transport

[transport]
test@example.com                local
test-admin@example.com          local
test-bounces@example.com        local
test-confirm@example.com        local
test-join@example.com           local
  〜以下略〜

メーリングリストの数が多かったり、頻繁に追加をする場合は面倒かもしれません。

-- 
いわもと こういち(sue@xxxxxxxx/sue@xxxxxxxxx/sue@xxxxxxxxxx)
# なるようになれ、明日もイケイケ♪
# 普通は案1だと思いますが、なんとなく思い付いたので案2,案3も書いてみました
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