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[postfix-jp: 2128] Re: 送受信監視サーバー
- Subject: [postfix-jp: 2128] Re: 送受信監視サーバー
- From: Motoharu Kubo <mkubo@xxxxxxxxxxx>
- Date: Thu, 29 Jun 2006 12:53:30 +0900
久保です。
> それでしたら、Postfixにてコンテンツフィルターを用いて、処理を一発かまし
> て、MySQLなどにメール情報をすべて保存するというのはいかがでしょうか?
ヘッダ情報、Subject、添付ファイル名などを保存するのでよければ、これは比
較的楽ですよね。ただしメール全文をDBテーブルに格納するのは、リスクが大き
いようです。
最近SpamAssassinのML (英文)で話題になっていたのですが、まれにテーブルが
壊れることがあり、そのようなトラブルが生じたら、バックアップがなければ全
部のメールが失われます。
# MS Exchangeでもっとも多いのがこの種のトラブルだとか。
> 私のところでは上記の順番とは逆で、メールゲートウェイにてメール送受信拒絶
> やログを採取し、ローカルのメールサーバーからゲートウェイに送信、ゲートウェ
> イからローカルのメールサーバーに受信しています。これでローカル送受信以外
> のすべてのメールログは採取できています。
SOX法の内部統制、コンプライアンスの観点だと、社内-社内メールも保存が必要
だと聞いています。
一方、ウィルス感染メールやスパムメールまで保存したくはないですから、概略
次のような構成が一番お勧めです。
(1) DMZなどに置いたメールゲートウェイでウィルスやスパムをフィルタリング
する
(2) 内部のメールサーバ(メールボックスがあるサーバ)のPostfixで
content_filterを指定して、メール全文保存させる。クライアントのSMTP
サーバがこのマシンに向いていることが前提。
(3) メールを全文保存するマシンは、(2)とは別に立てて、権限外アクセスなど
に対して厳しく管理を行う。検索が必要ならそれなりのシステムが必要にな
るし、ディスクあふれに対する退避手段は必須。
(4) 不正防止の観点が強いなら、社外のSMTP/POP/IMAPサーバへのアクセスを、
ファイアウォールなどで禁止する。社外Webメールサービスも規制対象だと
考える場合には、Webコンテンツフィルタを導入する。なんらかの添付ファ
イル対策を考える。
とても窮屈に感じられますが、今後企業のメール環境はだいたいこの方向に向か
うんじゃないかと思います。
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- References
-
- [postfix-jp: 2112] 送受信監視サーバー, Akira
- [postfix-jp: 2127] Re: 送受信監視サーバー, Makino
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