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[postfix-jp: 2202] Re: regexpテーブルの適用順について



さとうです。

On Thu, 17 Aug 2006 19:27:02 +0900
とみたまさひろ <tommy@xxxxxxxx> wrote:
Subject: [postfix-jp: 2201] Re: regexpテーブルの適用順について

> >  つまり、マニュアルに書かれている本来想定されている動作は、regexpの場合
> > は、ホスト名、IPアドレスにかかわらず、テーブル順でマッチングされる、とい
> > うことですよね。
> いえ、そういうことではないです。

 そうなのですか?

> regexp, pcre 以外のテーブルでは、ファイルに記述された順は評価に関係あ
> りませんが、regexp, pcre テーブルではファイルに記述された順に評価され
> ます。マニュアルに書かれているのはそのことについての説明です。

 なるほど。そういう解釈なのですか。

> check_client_access では、まずホスト名でマッチングを行ない、次に IPア
> ドレスでマッチングを行ないます。それぞれのマッチング処理時に regexp,
> pcre テーブルを扱う際は、上記のように振る舞います。
> 
> ホスト名とIPアドレスの2種類でマッチングを行なう際の順番についてドキュ
> メントに記載がないのが、誤解の原因なのかもしれませんが。

 うーん、自分にはマニュアルの記述から、regexpの場合にホスト名とIPアドレ
スの条件が同一テーブルに書いてある場合で、先にホスト名でのマッチングを行
い、次にIPアドレスでのマッチングをする、というのはちょっと読み取れません
でした。

 マニュアルの記述で

> ホスト名/アドレスパターン
> DB や DBM のようにインデックス化されたファイルや、NIS や LDAP, SQL のよ
> うなネットワーク上のテーブルからの検索では、次の検索パターンが次に示す
> 順で調べられます:
> domain.tld
> net.work.addr.ess

> 正規表現テーブル
> パターンは検索文字列にマッチするまで、テーブルに指定された順で適用され
> ます

と書かれているため、DB形式の場合にはホスト名→IPアドレスの順ですが、正規
表現の場合は、ホスト名やIPアドレスにかかわらずテーブルの記述順であるよう
に読めてしまいます。

 なので、正規表現テーブルもホスト名でのマッチングの後、IPアドレスでのマッ
チングが正しいのだとすると、パッチを書くのではなく、マニュアルの記述をも
う少しわかりやすくするように提案するのが良い、ということですね。


-- 
佐藤 潔 (SATOH Kiyoshi) <satoh@xxxxxxxxx> http://d.hatena.ne.jp/stealthinu/

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References
[postfix-jp: 2200] Re: regexpテーブルの適用順について, SATOH Kiyoshi
[postfix-jp: 2201] Re: regexpテーブルの適用順について, とみたまさひろ

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