[postfix-jp:824] Re: Postfix の承認の流れ

[ike@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx (IKEDA Nozomu)]

池田＠名古屋大学です。

ちょっと細かい話かも知れませんが、Postfix 自身は tcp_wrapper のような
機能を内包していないので、基本的に smtpd への接続要求を一旦は
すべて受け入れてしまいませんか？
RBL に関しては試してないのですが、$smtpd_client_restrictions に
check_client_address なんかを指定した場合、RCPT TO を送った後で
エラーを返すようです。

それと、これを調べててちょっと楽しげなものを見つけました。
postfix の make が済んでいる状態で、

  % cd src/smtpd
  % make test

とやると、smtpd_check と smtpd_token というコマンドが作られます。
これらの実行例が *.ref に簡単に書かれていますが、前者を使うと
{client,helo,sender,recipient}_restrictions による制限が
あるアドレスに対して有効かどうかチェックするなど、
sendmail -bt に近いことができそうです。
＃main.cf を参照してくれないのが残念ですが。