[postfix-jp:1013] バーチャル宛てメールの転送( アドレス指定時の挙動とprocmail)

["Eita Morikawa" <chanoma@xxxxxxxxxxxxx>]

森川と申します。

Postfix形式のバーチャルドメインを利用して、他のドメインへ
メールを転送する仕組みをつくろうとしています。

あるバーチャルドメインのメールアドレスに対して書き直しする
アドレスを指定するのに、同じメールアドレスを複数指定しても
１通しか届きません。これは動きとしては正しいのでしょうか？

マニュアルには「書き直しは再帰的に行われる」とありますが、
これが関係しているのでしょうか？

以下に具体例を示します。
(/etc/postfix/virtual の内容と挙動です）
(/etc/postfix/virtual の最初の行は virtual.domain anything としています）

(1) user1@xxxxxxxxxxxxxx my1st-account@xxxxxxxxxxxx, my2nd-account@xxxxxxxxxxxx
(2) user1@xxxxxxxxxxxxxx my1st-account@xxxxxxxxxxxx, my1st-account@xxxxxxxxxxxx

(1)の場合は、user1@xxxxxxxxxxxxxxに送信したメールは
my1st-account@xxxxxxxxxxxxとmy2nd-account@xxxxxxxxxxxxに届きますが、
(2)の場合には
my1st-account@xxxxxxxxxxxxに１通しか届きません。


またちょっと別のパターンですが、次のような設定でも似たような現象が起きます。

(3) user1@xxxxxxxxxxxxxx my1st-account@xxxxxxxxxxxx
    user2@xxxxxxxxxxxxxx my2nd-account@xxxxxxxxxxxx

(4) user1@xxxxxxxxxxxxxx my1st-account@xxxxxxxxxxxx
    user2@xxxxxxxxxxxxxx my1st-account@xxxxxxxxxxxx


(3)の場合は、
Toをuser1@xxxxxxxxxxxxxx, user2@xxxxxxxxxxxxxxとして送信すると
my1st-account@xxxxxxxxxxxxと
my2nd-account@xxxxxxxxxxxxへメールが届きます。(期待通り)

(4)の場合は、
Toをuser1@xxxxxxxxxxxxxx, user2@xxxxxxxxxxxxxxとして送信すると
my1st-account@xxxxxxxxxxxxへ１通だけメールが届きます。
ちなみに
Toをuser1@xxxxxxxxxxxxxxとして送信してから
Toをuser2@xxxxxxxxxxxxxxへ送信、と別々にすると
my1st-account@xxxxxxxxxxxxへ2通のメールが届きます。(期待通り)


それとPostfixでローカルのリアルユーザー宛てのメールではなく、
バーチャルドメイン宛てのメールをprocmailで処理することはできるの
でしょうか？（可能ならprocmailで上記のようなメール転送が実現できる
と思うのですが．．．）
sendmailについては次のようにして設定するらしいというのを見つけたの
ですがpostfixについては見つけられませんでした。

# [mailertable]
# use mailertable feature (yes/no/"db_type:db_path"/"db_type:-o db_path")
# default is hash:/etc/mailertable)
# how to make DB: makemap hash /etc/mailertable.db < /etc/mailertable
# or makedbm /etc/mailertable /etc/mailertable (ndbm on SunOS4)
MAILERTABLE=yes

/etc/mailertable　に次のような感じで記述
+virtual.domain procmail:/etc/procmailrcs/virtual.domain.rc


環境は次の通りです。
・Vine Linux 2.1.5
・postfix20010228 （Vine Linux 2.1.5で標準でインストールされたもの）

長くなりましたがどうぞ宜しくお願い致します。